神秘と謎に包まれたアイヌ文化

アイヌの人々にとって、カムイは身近で大切な存在であり、アイヌ文化を語る上で語らずにはいられない要素でもあります。 では一体カムイとはどんなものなのでしょうか?アイヌの人々のカムイの捉え方と考え方、また、それとの関わり方に様々な角度から迫ります。

ひとりひとりの守り神、トゥレンカムイ

万物にはカムイが宿っていると考えられていますが、人間ひとりひとりにも、それぞれのカムイが宿っています。それが、“トゥレンカムイ”です。 ひとりの人間の人生を見守り、添い遂げる特別なカムイ。人々とトゥレンカムイの出会いや、それらが人々に与える影響について、知っておきましょう。

アイヌのシャーマン、“トゥスクル”

アイヌの精神世界の中で非常に重要な役目を果たすのが、アイヌのシャーマン、トゥスクルです。 このトゥスクル、その歴史の古さや高い能力とは裏腹に、まだまだ謎に包まれた部分の多い存在です。 アイヌ文化の神秘、その最高峰ともいえるトゥスクルの存在。その一端に触れてみましょう。

アイヌの暮らしに寄り添うカムイ

主に北海道で生活する先住民族、アイヌ。その居住範囲は広く、中には今でも樺太に住んでいる人々もいます。
アイヌは紛れもなく日本に住んでいる民族ではありますが、その生活様式や使用する言語などは、一般的な日本人のものとは異なっており、独自の文化を育んできました。それゆえに過去には人種差別の標的になったり、本土の人々(和人)と同化させようとする政府の政策が行われたりしたこともありましたが、現在ではその文化の保護や振興に公的な援助も行われています。

アイヌの人々は文字による記録を行わず、口承によってその文化を受け継いできたため、いまだに謎に包まれている部分の多い民族です。とりわけ、占術や呪術の類は限られた存在のみが使用を許される特別な行為であり、その中にはまだ深く解明されていないものも多く存在しています。

このサイトでは、アイヌの信仰してきた“カムイ”の存在やそれらと人々の関わり方、人々と運命を共にするトゥレンカムイ信仰、そしてアイヌのシャーマンであるトゥスクルの行ってきた占術、魔術に至るまで、アイヌの人々の間で信仰されてきたシャーマニズム的な側面を重視して解説しています。
その内容は本土の宗教や一般的に知られた占術などとは大きく異なっており、自然豊かな環境で暮らしてきたアイヌならではの感性や特徴が色濃く残っています。

自然と神秘に包まれた占術の聖地であるアイヌの世界を、あなたも覗いてみてくださいね。